入学前にやったら大学生活が楽になるかもしれないこと
0.はじめに
まずは,晴れて大学に合格した新1年生のみなさん,おめでとうございます!
この時期,推薦組を中心に進学先が決まり始めているようで,一般入試組だった私はこんなに早いのかと驚くばかりです.
推薦組は入学式までの間,暇で暇で仕方ない比較的時間が取れると思います.
そこで,やっておいたら入学後に楽ができること(≒私が春休みにやらなくて後悔したこと,やってよかったと思うこと)を5つ目はどうしても出なかったので4つ紹介します.
1.マイナンバーカードの申請
やらなくて後悔したこと第1位です.
進学で実家を出る人も,実家から通う人も,入学前にはマイナンバーカードを手元に置いておくといいと思います.
入学後何かと住民票や課税証明書,印鑑証明証明書の提出を求められる機会がありますし(少なくとも私は年5回は住民票の提出を求められます),運転免許証がない間は数少ない公的な身分証明書として使うことができます.
住民票の提出を求められた時に毎度窓口まで取りに行く時間はありません.あったとしてもその分勉強したいです.
そこで役に立つのがマイナンバーカードを利用した書類のコンビニ交付です.
残念なことに自治体によっては導入していなかったり,導入済みでも一部の書類は交付できないことがあったりすることがあります.*1
しかし,住民票がある自治体がコンビニ交付を導入しているなら窓口で取得するよりも手数料が安いですし,受付時間も長い(なんなら長距離通学民が地元に帰ってきてからでも取れる)のでコンビニで取るべきです.
大学近くのコンビニでも住民票が取れるようになるので是非マイナンバーカードを取りましょう.
遅くともセンター試験が始まるまでに申請しておくといいと思います.出来上がりまでに1ヶ月ほどかかりますから.
出来上がってからの受け取り方法には自治体による違いがあるようですが,自分で予約して受け取りに行く自治体なら数か月は待ってくれるようです.少なくとも大学の入学式前に受け取るつもりなら問題はないと思います.
下宿する人は引っ越して住民票を移す時に表面の住所の書き換えと電子証明書の再取得手続きをしてください.
2.入学後に住む土地の銀行で口座を開く
やってよかった事です.
これは特に現役で進学する下宿生向けの話なのですが,入学後に住む土地で地銀か信用金庫の口座を開いておいた方が良いです.
特に最寄りの信用金庫の口座を開設すると,至る所にある信用金庫のATMを利用してどこでもお金を引き出すことができるので便利です.信用金庫同士なら時間や曜日の制限はあっても自分が口座を持っていない信用金庫のATMも利用できるからです.*2
これを何に使うのかというと,給与受け取り口座にします.
メイン口座は自分の好きな銀行に持てばいいので信用金庫にしなくてもいいのですが,給与受け取りに使用できる金融機関が限定されるので(所謂ネット銀行系を取り扱わない雇用先もある)信用金庫などで1つは口座を持つと便利です.
この便利な信用金庫ですが,開設の際に厳しいチェックが入ります.
とはいっても,成人していれば然るべき身分証明書と銀行印,初期残高用のお金を持っていけば簡単に口座開設ができるので安心してください.
未成年の場合は金融機関によって異なるので事前に調べる必要がありますが,電話による保護者への照会や保護者の同伴を求められることがあります.
自分一人では開設できない場合もあるので,余裕をもって行動しましょう.
親と予定を合わせるのはものすごく面倒ですよ,ええ.
3.免許を取る
これはやらなくて後悔したことです.
最近は免許を取る人自体が少なくなって来たとは言われていますが,それでも大学生は免許を取っています.
生協のある大学なら生協のカウンターやパンフレットコーナーでこれでもかと生協価格の教習所を紹介していますし,教習所や仲介業者の人が免許取得の相談コーナーを設けていたりします.
就活関連のポスターには仕事で使うこともあるので卒業年度の12月までには取得しておいた方がいいと書かれています.
(微妙に高いので)必ずしもそういった場所で申し込みをする必要はないのですが,大学に入ってから纏まった時間を取ったり普段の勉強に追加して教習の勉強もするのは大変です.
なので,3学期のスケジュールが殆ど自宅学習の人はその時間を使って免許を取りに行くのがいいと思います.
基本的に運転免許の取得が禁止されている学校においても,3年生の3学期に普通免許を取得する分には例外として言及されていると思うので,校則は気にせずに取ってしまいましょう.
おすすめはセンター試験が終わったあたりから合宿で友人と行くことです.1月中旬入校分までは比較的教習費が安いですし,複数割や学割で更に安くなります.2週間の卒業旅行みたいなものです.
結局私はどうしたのかというと夏休みにアルバイトの休みを20日取って合宿でとりました.しかし,おそらくこんなに休ませてくれるアルバイトもそれほどないので私は少数派です.
4.病院に行く
これも平日の9時5時という概念に関係するのですが,大学生は本当に病院に行く時間がないです.
大学に入ってからアルバイトをしたり遠距離通学になったりすると,診療所が空いている時間に時間が作れないということも増えてきます.
夜間診療を受け付けてくれる病院もあるのですが(特に社会人が罹りやすい病気を見る所),18時以降に病院に掛かると夜間加算が付き,医療費が上がります.*3
高くなるとは言っても夜間診療を受け付けているところなら150円の加算なのでどうしても必要なら躊躇わずに行くべきですが,あまり掛かりつけにはしたくないないでしょう.
また,自治体によっては18歳まで医療費を補助してくれる所もあるので,そういうところに住んでいる人はなお病院に行くべきです.
5.最後に
尻すぼみな感じですが大体こんな感じでしょうか.今後も何か気付いたら追記していきます.
それでは.